ロオジエ~資生堂が誇る銀座の正統派フレンチ~

店舗紹介(立地、外観、雰囲気)

銀座の中心に位置する「ロオジエ」は、資生堂が誇る名門フレンチ。店舗の内装・インテリアは格別の上質さで、高級感がありながらも肩肘張らずに過ごせる空気が漂う。昼間のランチ利用でもしっかりと特別感を味わえるのが魅力である。スタッフの立ち居振る舞いは自然かつ洗練され、都内でもトップクラスのホスピタリティを体感できる。

ロオジエの外観

コースやメニューの流れ

ランチコースは正統派フレンチの美点を凝縮し、前菜からデセールまで軽やかさと深みを織り交ぜた流れで構成されている。

ロオジエのアミューズ
  • アミューズ:北海道産毛ガニを使った蕪のブランマンジェ。口に含むと蕪の滑らかさと毛ガニの濃厚な甘みが重なり、ライムの香りが全体を軽やかにまとめる。シンプルでありながら、季節感と品格が表現された一品。
北海道産毛ガニを使った蕪のブランマンジェ
  • パン:ライ麦カンパーニュやバゲット、全粒粉パンなどが数種類供される。オリーブオイルはフルーティーで上質、パンそのものの香ばしさや弾力と合わせて楽しめる。焼き立ての温もりが次の料理を待つ時間を豊かにする。
  • メイン:山形県産金華豚のロティ。皮目は香ばしくパリッと仕上げられ、肉はしっとりと柔らかい。添えられるブーダン・ノワールの濃厚さとリンゴのチャツネの酸味、さらに赤インゲン豆とチョリソーのフリカッセが複雑な旨味を重ねる。構成要素が多いにも関わらず、一皿として調和が取れており、完成度が極めて高い。
山形県産金華豚のロティ
  • デセール:ポワールとカシスのデザートに、ビオレッタのソルベを合わせた軽快な仕立て。爽やかな酸味と甘みが余韻を整える。さらにワゴンで運ばれるフリヤンディーズは圧巻で、好きなだけ選べる楽しさと贅沢感がある。
ポワールとカシスのデザート
ワゴンで運ばれるフリヤンディーズ
  • カフェ:締めはレモングラスとミントのハーブティー。清涼感のある香りが食後の余韻を爽やかに仕上げる。

味わい・特徴の分析

ロオジエの真髄は「重すぎないフレンチ」にある。素材を尊重した料理は、無駄を削ぎ落とした美しさが際立ち、味のバランスも極めて優れている。華やかさと安定感が両立し、安心して全てを委ねられるグランメゾンの風格を体感できる。

お酒やペアリングの紹介

シャンパーニュをはじめとしたワインセレクトは一流。料理を引き立てる的確で控えめなペアリングが楽しめ、過度に攻めすぎず、食後まで心地よさが続く。

ロオジエ、オリジナルのシャンパーニュ

総評(価格・コスパ・印象・再訪意欲)

「ロオジエ」は、料理・空間・サービスの三拍子が揃った正統派フレンチの最高峰。派手さや奇抜さに頼らず、資生堂ブランドならではの洗練とホスピタリティを兼ね備えている。ランチは特にコストパフォーマンスが高く、非日常を気軽に楽しめる点が魅力。再訪意欲を強く掻き立てられる名店である。

★フレンチの投稿一覧

訪問日:2023/11/07(昼)

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次