店舗紹介(立地、外観、雰囲気)
元麻布の住宅街にひっそり佇み、どの駅からも徒歩10分以上という隠れ家的立地。カウンター主体のシックな空間は大人の隠れ家そのもので、接客も肩肘張らず自然体。洗練と温かさが共存する空間で、リラックスして特別な時間を過ごせる。

コースやメニューの流れ
ユリ根団子 青海苔・からすみ添え —— 季節感と香り、食感のコントラストが楽しめる。
カマス炙り・大和芋・ウニ・春菊 —— 柚子香る和の食材の調和。

赤座海老ポワレ・ブルーチーズ・白トリュフ —— 火入れの妙とリッチな香りの一皿。

和牛と白クラゲのタルタル・キャビア・生湯葉・紫蘇 —— 多層的な食感と味わい。
虎ふぐ白子・黒トリュフ —— 濃厚さと土の香りの融合。

すっぽんスープ仕立て・うずら卵 —— 滋味深い余韻。
鰻とやげんなんこつ・銀杏のガレット・山椒 —— 香ばしさと山椒のアクセント。
冷たい細麺 フカヒレと香住蟹・胡麻スープ —— 贅沢な旨味と胡麻のコク。箸はお土産に持ち帰れる。

蝦夷鹿のロティ 赤ワインとベリー・黒胡椒ソース —— しっとりとした肉とソースの相性が抜群。

デセール(クレームブリュレ・どんぐり・洋ナシ・カシス) —— 甘味と酸味、香ばしさのバランス。
ハーブティー —— 食後の安らぎ。
味わい・特徴の分析
一皿ごとに和とフレンチの要素が見事に融合し、季節感と独創性が際立つ。特にユリ根団子や虎ふぐ白子は和の素材をフレンチの技法で昇華させ、他では体験できない世界観を築く。食材の持ち味を壊さずに多層的な旨味を引き出す構成力が光る。
お酒やペアリングの紹介
ワインペアリングは料理との一体感が見事で、特に赤座海老や蝦夷鹿との相性は圧巻。ペアリングの幅は広く、ワインだけでなく日本酒やハーブティーも織り交ぜられ、和と仏のマリアージュをさらに際立たせている。

総評(価格・コスパ・印象・再訪意欲)
麻布十番の「エクアトゥール」は、和とフレンチの融合を極めた唯一無二のモダンフレンチ。四季の移ろいや日本食材をフレンチの技法で再構築し、驚きと発見をもたらす。価格帯は高級だが、その体験価値は十分に見合う。記憶に深く残る食体験であり、再訪を強く誘うレストランである。
訪問日:2017/11/20(夜)


コメント