レストラン・モリエール~心地よい料理とサービス、札幌フレンチの名店~

店舗紹介(立地、外観、雰囲気)

モリエールは、札幌・円山公園近くの静かな住宅街に溶け込む一軒家レストランである。店内は気取らず落ち着いた空気が流れ、幅広い客層に寄り添う温度感がある。丁寧な説明と押し付けのない温かな接客が心地よく、肩肘張らず“良いフレンチ”に向き合える環境が整う。

モリエールの外観

コースやメニューの流れ

ペリエ:レモンとライムを添えた爽快な一杯で口を整える。
ゴボウのスープ:濃密な香りと熱々の旨味。泡の下に力強い出汁感が潜む“香りを飲む”一杯。
焼きたてバケット:湯気と香ばしさが立ちのぼり、ふんわり粘りのある生地が秀逸。
ふきのとうのフリットとホタテムース:春の苦みと貝の甘みが融合。手で食べる楽しさも演出。

ふきのとうのフリットとホタテムース

20種以上の野菜サラダ:多彩なソース(ゴマ塩、ビーツ、ほうれん草)で無限の組み合わせが生まれる感動サラダ。

20種以上の野菜サラダ

厚岸カキフライ(モリエールスタイル):カレー粉の衣にタルタルと凍らせた卵黄。小ぶりの追加提供も嬉しい心配り。

厚岸カキフライ(モリエールスタイル)

紅茶のシャーベット:そのまま楽しんだ後、ブランデーを垂らして“大人のデセール”へ。
望来豚のキャラメリゼ:肩ロースにキタアカリ・豚足・キノコを合わせ、大地の香りと脂の旨味を調和させたメイン。

望来豚のキャラメリゼ

メークインのグラタン:シンプルだからこそ素材の力が際立つ覚醒の一品。

メークインのグラタン

デザート:山葵×グレープフルーツのソルベで清々しく、出来立てモンブランは素直な甘み。

出来立てモンブラン

ハーブティー&ガレットデロワ:香りと温度を好みに合わせて提供。フェーヴ探しの遊び心も楽しい締め。

ガレットデロワ

味わい・特徴の分析

北海道食材の生命力をクラシカルな技で磨き上げ、現代的な感性で仕立てるのが真骨頂。野菜の旨味の出し方、揚げ物の軽さ、肉の火入れはすべて的確で、皿ごとの満足度が高い。全体の流れに無理がなく、心身が自然に解けていく“心地よさ”がコース全体を貫いている。

お酒やペアリングの紹介

ワインは料理の濃淡に合わせて幅広く用意され、ノンアル利用でも紅茶やハーブティーの提案で体験が完結する。揚げ物や豚には芳醇な白や軽快な赤、サラダにはミネラル系白が好相性。

総評(価格・コスパ・印象・再訪意欲)

“札幌に来たら必ず訪れたい”と確信させる実力店。5千円台のランチでこの内容は破格で、満足感・幸福感ともに高い。通いたくなるフレンチの理想形として強く推したい。

訪問日:2019/03/15(昼)

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